WebSigというイベントに参加した。
Six Apartマーケティング担当執行役員の河野さんのお話でした。多分モデレータの方とかは業界で有名な人達と思います。そういうの疎すぎるので、大きな問題として捉えねば…。
だって、やっぱりお話すると楽しいし、テンション上がりますから。で、内容は、
- 第1部:10年足跡メソッドによる自己紹介とマーケティングの変遷
- 第2部:ホリスティック・マーケティング「TVは死んでない。そして、CGM改めPGMの時代へ」
マーケティングの人やプロデューサの方などが参加してたっぽい。僕はマーケティングとかは正直詳しくない。ディレクション、現場統括のほうが専門で、本などで断片的な知識はあっても、仕事ではモヤっとしてる。でも、そんな僕にも説明はとても分かりやすかった。これは知らないといけないことだ。
マーケティングでTVとWEBでのシナジーの事例は具体的で分かりやすかった。完全な共存は難しいと思っているが、共存の1つのパターンとして面白い。実例だし。ただ、僕はTVを絡めた提案をしたことないので、悲しいがリアリティはなかった…。そこまで出来たらやりがいあるだろう。いいなあ。
それと、バズマーケティングは完全にはコントロールできないという前提にたって、PGMの考え方。
WEBが当たり前の時代になってユーザの情報入手方法が多様化して、リテラシーが向上していくと、大衆のコントロールなんて無理だと僕は思う。だから、よいことも悪いこともしっかり伝えて、結局サービス業でしょ。これが僕のスタンス。よいことと悪いことの伝え方にはもちろん工夫がいると思いますが、
うそはバレル。バレルと大変。ユーザは賢い。
こっちが前提じゃないでしょうか。
SEOとSEOスパムの関係のように、正しいマーケティングとステルスマーケティングの境界はどこなんでしょう。
マーケティングという仕事をしたことない僕にはよく分からない。情報が流れる道は確保しないといけないし、その効果は大きいことがよく分かった。しかし情報を制御することはちょっと違うというかリスクも大きくないですか。
もしかしたら、河野さんの意図とは違ったかもしれないが、僕はそんなことを感じた。で、最後にぶっちゃけMovableTypeってどこがいけてるんですか?と聞いてみた。
返答はシンプル
- 多面的なマーケティングによるノウハウの横展開
- サポート体制
- 実績
ノウハウは確かに納得
そして、保守的な日本においては、実績は響く。技術を売りにしてない会社や技術屋さんは実績のないオープンソースを嫌って自前でやりたがる。
プログラマが責任取りたくないだけなんだろうと思うけど。多少のお金払ってサポートしてくれるなら、単にリスクマネージメント。
昔にgoogleの人と話した時に、タダだから怖い。アクセス解析はどこまで保証されますか。サポートは?みたいなことを聞いた。
リスクを考える立場からすると、タダの怖さは確かにある。
ちょっと脱線してしまった…。ごくごく普通な返答だったけど、シックスアパートにはとてもいい印象を持ちました。
まさにPGMなんだと感じた。
今後は、個人も会社もPGMでしょ
そのためには本物にならねば。
そんなことを感じた1日でした。
感想ありがとうございます。「お客さんは神様」というのは表現としてすごく抵抗があるのですが、「お客様は賢い」というのはすごく大事なことだと思っています。恋愛でもマーケティングでも自分が完璧じゃないことを知るところから始まるんじゃないでしょうか。ぼくはいつもそう思っています。これからもぜひお付き合いください!
お返事ありがとうございます。嬉しいです。謙虚に精進します。よい刺激をありがとうございました。