February 18, 2009

駆け引きが勝負を左右する マリーシアのレビュー

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マリーシア (光文社新書)

日本サッカーにはマリーシアが足りないとよく言われる。

タイトルの通りマリーシアについて書かれた本。面白かった。
日本ではマリーシアという言葉の意味はネガティブに捉えられてる。
ずるい、セコイ。そういうイメージ。

中学のときはサッカー部だった。すぐコケルヤツが敵にいた。ファールをもらうのがウマイのだ。
そういうヤツを見るとイライラして、よく削ったのを覚えている。昔は本当にそういうヤツが大嫌いだったので、救急車が呼ばれるぐらい削ったこともあった。

それは多分、すぐコケルヤツが日本ではマイノリティだったから。そういうプレーする人のほうがマジョリティなら、僕も自然とそういうプレーを覚えていたのかもしれない。日本とブラジルのサッカーを比較するときそういう国民性の違いは理解しないといけない。日本とブラジルは違う。

この本は、海外のいろんな人にインタビューすることでマリーシアとは何か?
日本サッカーはどうなるべきかと考えている。

例えば、ブラジル代表のカカは、日本のプレーは純粋だったと話した後に、以下のような話をした。

P24 ナカタはマリッツィアがありましたよ。彼はインターナショナルな選手だからね。イタリアでもイングランドでもプレーしてたから。ナカムラもそうだね。彼らはマリッツィアを持ってますよ。

中田英寿や中村俊輔はマリーシアがあると言う。

P122 ブラジル人のマリーシアはインテリジェンスというか、ちょっと頭を使った狡猾さ、プレーがより効率的に転がるように使うものだと思います。クリエイティブなものですね。

作者の意図通り、おやっ、マリーシアって何?って思った。

ブラジル人のインタービューが多かったが、彼らはアルゼンチン人のマリーシアは汚い。と口を揃えて言う。僕はそういう違いはいまいち分かってなかった。

勝つためにどれだけ貪欲か、目的のためにどれだけこだわるのか。

それために人は駆け引きをする、そしてそれがサッカーの中ではマリーシアという言葉で表現されているようだ。

日本人はスポーツに限らず駆け引きが下手だと思う。僕もそう。
それは日本のいい部分でもあるし、残念な部分でもある。

日本が日本サッカーがよりよい方向に進むために、現状をしっかり分析して、よい目標設定をせんとあかんな。と思いました。

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