2009年6月

June 30, 2009

ネット好きはそんなに気持ち悪いの? - ウェブはバカと暇人のもののレビュー

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

みんなが読んでいるもんだから、僕も読んでみた。全く共感できへん部分と、共感できる部分は半分半分。

ネットに対する考え方は僕と全く違うけど、ネットでの施策や経験は参考になることが書かれてた。だから、機会あれば読んでもいいんじゃないでしょうか、という本です。この本に共感している人はあちこちにいるということは、ネット好き=気持ち悪い。って思ってるん人が多いでしょう。テレビ好き=気持ち悪い、とならないのは、視聴側に発言権がないからだけじゃないでしょうか?
という僕も、気持ち悪いという気持ちはゼロではないが、自分の職業を卑下する気はない。

元博報堂の人が書いてるからテレビ側に立つのは当然だけど、ネットがそんなにイヤならネットの仕事を止めればいいのに、と思う。ニュースサイト運営の仕事をしている時点で説得力がない。

サイト運用をしていると、確かにいろいろ大変な目にはあう。
僕も趣味で似顔絵描いているだけなのに、「目腐ってるのか、死ね」というメールが来たときはめちゃくちゃへこんだ。そんなの似顔絵サイト運営してたら日常です。もう慣れました。

ある一定数のアクセスがあると、どうしてもヘンなことは起きるのです。数%のそういう人達のために、全員がバカだ、とするのは危険です。むしろ、おっ、このサイトもここまで来たか。と愉しめばいい。

たぶんテレビにもクレームはいっぱい来てる。この本でいうバカと暇人な方々から。ちなみに、暇っていうのはあってると思う。ほんまに忙しいとできないから。

2ちゃんねるには独特の文化がある。でも、それがイヤなら見なければいい。
リアルでもネットでも自分に合う場所、合わない場所はあるだろうし、メディアにはいいとこ悪いところあるから、悪いとこだけ言い合ってもしゃーないんじゃないでしょうか。

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June 29, 2009

いいものは売れるというのは幻想 - CSS Nite 「CMSリベンジ編」に参加

CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」(2009年6月27日開催)

久々のイベントの感想

CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」に行ってきました。CSS Niteは関西時代に行ったのが最後だから、3年ぶり。CSS Niteは僕の興味とは違うんだけど、今回はCMSがテーマだったので参加。

NetCommonsの名前が最初あったような気がしたんだけど、気のせいだったのかな。出てなかった。

すごい人だったので、興行として見てしまった。1人3500円で260名がほぼ満員。これはすごい!

だけど、開催場所のペルサール西新宿ってとこの会議室レンタル費用を見たら結構な値段だった。経費ってどんぐらいで、どんぐらい儲かるんだろ。めちゃ気になる。

僕の席は後ろのほうだったからスクリーンは見にくかった。
少人数でワークショップとかやったほうがイベントの密度は濃くなるけど、人数集まらないと儲からない。継続するにはビジネスとして成り立たせる必要があるから、やっぱ何事も継続するのは難しいんやろね。

鷹野さんが司会してたけど、関西で見たときより慣れてた。でも、なんか前はもっとやさしい感じだったような気がした。
ツッコミは最もなことばかりだったけど、ちょっと残念。

今回は、MTの次の日本産のCMSはどれだ。というテーマだったみたいやけど、そもそもMTもWordpressもブログツールなので、CMSとは違う。比べるものが違う。

それになんで日本産にこだわるんだろう。何かのツールを使うとき、シェアが高い商品使ったほうがスキルとして潰しがきく。便利でもマニアックなもの使うのってどうなんだろ。それぞれのツールも向き不向きがあるから、別に1番を決めなくていいんじゃないかな。

なんかいろんなところで僕の考えるものとは微妙にズレてた。

プレゼンしたのは、以下のCMS。順番にプレゼンするから、商品力よりもプレゼンの差が目に付きました。

人前で話す能力はやっぱ大切ですよね。僕もうまくなりたい。

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June 5, 2009

問題の根源を解決する 「社会を変える」を仕事にするのレビュー

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方

先日読んだ社会起業家の本が面白くて、本屋に行って適当に別の本を買った。文章が安っぽく感じるのが残念だが、やってる行動は素晴らしいと思う。

内容は、仕事と子育ての両立を阻む「病児保育」に取り組くため、NPO法人フローレンスを立ち上げた駒崎弘樹という社会起業家のお話。

ボクは子供がいないので詳しくないが、こどもが熱を出したときは、保育所は預かってくれず、病児保育室施設というところに預けるそうだ。

しかし、全国の病児保育室施設の数は、約500件。全国の保育所数約30,000件に対し、わずか2%と圧倒的に少ないのが現状。子供の看病をするためにいろいろな人に謝り、場合によっては会社を辞めなければいけない親がいるという現状の改善に彼は取り組んだ。

そもそも、なぜこういう状況なのかと調べると、経営がなりたたないからだと分かる。

このような施設はほとんどが国からの助成金で運営している。しかし、助成金を受け取るといろいろな制約が生まれる。その1つがサービス料金を決めれないということ。その結果、国から指定された料金で、必要な体制を作ると赤字になる。

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June 3, 2009

社会起業家とは?「20円」で世界をつなぐ仕事のレビュー

社会起業家が何なのか意味が分からんかったが、この本を読んで分かった。
勝手な解釈なので間違っているかもしれんけど、ボランティアが無償精神であるなら、社会起業家は社会に貢献することをビジネスとして取り組むこと。

アメリカではNPOでそれなりの報酬を得ているケースが多いらしい。つまり、単にビジネスモデルに社会貢献の要素があるかってことですよね。妙に納得した。

ここの本は

TABLE FOR TWOという会社が取り組んでいる

「食の不均等」が引き起こす健康問題を解決するビジネスについて解説している。

  • 先進国で過食でメタボになってる人が10億人
  • 後進国で食が不足している飢餓人口が10億人

この食糧配分の不均等を解決して、先進国の「肥満・メタボ」という問題と発展途上国の「食糧が足りない」という健康問題を2つとも解決するビジネスモデルだ。

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June 2, 2009

代替不可能なユニークな存在になる必要 フラット化する世界(上)のレビュー

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

僕がずっと感じてることがまとまっていた本。おもしろかった。

グローバルに繋がった世界の中で、働き方はどう変わっていくか。

ビジネスモデルは当然
安い場所で作って、高く売れる場所で売る。
ことになる。

機械的に出来る単純作業はコンピュータに置き換えられて、人件費の安い国でも出来る仕事はそちらへ流れる。
日本にいると、頭では分かっていてもリアリティがない。どこかで自分には関係ないと思ってしまう。しかし、確実に雇用は移り変わっていってる。

以前、中国の友達が言ってた言葉を思い出す。

私は日本の仕事を中国に持ってくるのが仕事。日本よりよいKPIを立てて確実にこなす。でも、日本人は仕事が奪われていることに気づいてない。

これが現実。だから、個人レベルで代替不可能なユニークな存在になる必要がある。

「個人のグローバル化」に移行する世界では、「均質化」が進み、みんながフェアになる一方で、もちろん競争は激化する。

この本ではアメリカとインドの関係を例にとって、雇用の移り変わりなどを解説している。
また、世界がフラットしてきた経緯や、そういう社会での心構えを書いた本。

プロジェクト管理に置き換えてみる。
そういう世界で求められるウェブディレクターとしてのスキルとは何か?

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June 1, 2009

グローバルな社会では組織で行なうべき仕事と個人で行なうべき仕事がある

今まで、個人的に仕事依頼が来ても断ってた。安くていい仕事をして業界を潰すのに加担するのがイヤだった。でも、この考えが変わってきた。

ウェブの受託制作はほとんどの仕事がコンペになってきてる。企画力をあげて、コンペに勝つぞ!という目標設定は確かに分かる。でも、コンペにならない方法を考えよう。入り込みにくいビジネスモデルを考えよう。
そしたら、コンペなんか参加しなくてよい。
だから、プロジェクトの企画力だけでなく、もっと上のレイヤーも大切だ。

これは昔からそうです。デザイナーの人とかはこういう考え方を理解してもらえないかもしれないけど、仕事の中でクリエイティブって一要素だと思ってます。

クリエイティブだけの仕事もあるでしょう。でもそういう仕事はほんの一部。

いろいろな情報を収集してると、最近コンペに勝ってるのはどうやら規模の小さい会社らしい。という結論に至る。

大きい会社は費用相当のバリューが出せなくなってくる。それは安くていい仕事をする人達がたくさんいるから。

だから、ボクは安くていい仕事をする人達は、業界を潰していると思うし、長い目で自分の首を絞めている。そう思ってた。今も思ってる。

でも、最近海外に行ったり、本を読んだりして、考えを改めた。

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