October 24, 2009

第3回CMSビズに参加 - イベントを継続するにはワークショップモデルで。

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CMS nightからCMSビズに名前を変えてもう3回。CMSビズになってから初めて参加しました。

今回のテーマは、「オープンソースでビジネスする」です。

良いものをフリーで提供するオープンソース。その一方で業界価値を保ち、ビジネスしたい。この一見矛盾した2つが共存できるのか?普通に考えると成り立たないが、やりがいを求めて働く人たちはこの問題に向かいあうのです。

その答えは、自分のバリューと市場を見て、各自が確立するものだと僕は思う。手嶋屋さんはOpenPNEをSNSのミドルウェアと位置づけて、会場のみんなにOpenPNE上で動くアプリケーション開発にコミットしてくれと話していた。分かりやすいビジネスモデルだ。去年話を聞いたときよりも、より目的が明確になっていた。

あの話を聞いて、やはり各自が見つけるものだ、と思った。

システム開発のような知識労働の適正価格を決めるのは難しい。以下の開発作業の適正はいくらなんだろう?

  • 業界経験1年の人が20日で作れるシステム(1ヶ月50万単価)
  • 業界経験10年の人が5日で作れるシステム(1ヶ月100万単価)

オープンソースはそれを更にややこしくする。構築費用だけでなく、保守リスクもあるが、そんなところあまり気にせずタダだとみんなが使う。リスクが分からず、安さ勝負の人がコンペに参加してくると大変だ。
適正価格1000万の仕事に150万でコミットしてくる。150万で受注した人は土日も働いて頑張っている。そして、プロジェクトは失敗する。こんな状況をどう防ぐか?業界が壊れてしまう。
グローバル化はさらに話を複雑にする。物価の安い国で土日休まないヤツがガチンコで勝負してきたら、どう戦うのか?これが僕がずっと感じているグローバル化の不安だ。

ちなみに、先日参加したインバウンドセミナーではJTBエイティーシーという会社が旅行業を守るためには法規制するしかないと言っていた。業界は違ってもどこでもグローバル化による業界の危機が起きている。規制がない自由競争では、物価が高い国に住んでいることがデメリットになりえる。

オープンソースの話からグローバル化の話に脱線してしまった。。

そうそう、今回書きたかったのはイベントの内容ではなくて、イベント運営の感想だ。イベント後の懇親会と2次会に参加していろいろ話したけど、イベントを継続するのはやはり難しい。そして、ほとんど同じような問題でイベント運営者は悩んでいると感じた。

1回限りのイベントならそれほど難しくない。著名人を呼べばいい。しかし、毎月イベントを開催して、クオリティを落とさないで継続するのは本当に難しい。

誰かを呼んで公演するモデルだと、何かを得たい修行僧がたくさん集まる。修行僧を満足させるスピーカーを呼べればイベントは成り立つ。しかし、このモデルだとスピーカーのモチベーションが継続しない。

もちろん、スピーカーに満足するお金を払えばいいという考えもあるが、毎回同じスピーカーを呼ぶわけにもいかないので、やはり難しい。

プロモーションや出会いの場として位置付けてイベントのバリューを出すことはできる。でも、それでもなかなか続かない。業界は狭いの同じ顔ぶれになってくる。また、修行僧だけが集まってもあまり意味がない。

だから、イベントはワークショップモデルになっていく。発信者と受信者の関係だけでなく、その場で何かを作り出すモデルにしていく。そして、作り出したものに価値が出るようにする。顔ぶれを変えるために、オンラインでの参加を可能にする。

これが自然な流れだ。

CMSビズはまだ全然成熟していないイベントだ。他のイベントを見習って、いろいろと取り組んでいってもらいたい。いろいろと競合になりえるところもあるので、のんびりしてたらヤバイと思う。
参加者キャラが違うけど、websigやCSS niteと一度話してみるべき。

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