September 3, 2010

4人のジーンズマニアがネットで出会い、究極のジーンズを作る - 空中ジーンズ工場のレビュー

Clip to Evernote このエントリーをはてなブックマークに追加

空中ジーンズ工場

インターネットで出会った4人のジーンズファンが、究極のジーンズを作る物語。
1998年の話だからもう10年以上前。ネットもECも今ほど普及してなかった時代。

4人は会ったことがなく、お互いの顔も知らない。
しかし、掲示板やメールを駆使して、最高のジーンズを目指す。
こだわって作ったジーンズ250本は一週間で売り切れ。

ジーンズを作る際の、検討状況や生産過程が細かく描かれている。
消費者目線でモノ作りを追求していて、スーパーコンシューマーと共通点が多い。

モノ作りとビジネスのバランス

こだわりのジーンズは16800円で販売しているが、
冒頭に、ビジネスとしては成立していないと明確に書かれている。

消費者目線でモノ作りを追及することと、ビジネスとして成立させることのバランスは本当に難しい。
ビジネス意識が低いからこそ、消費者の共感を得られる部分もある。

持続可能性(サステナビリティ)の重要性

経済的な成功を生んでないのだとしたら、お金を使った大人の遊びだ。
そのような位置づけでこのような遊びをするのは面白い。
しかし、それだと単発で、継続することができない。

こういう遊びも持続可能にしたいわけです。
意義ある活動のビジネス化です。
遊びもボランティアも仕事も全部そうです。

仕事と遊びの境界はない。

よーく周りを見渡してみると、スーパーコンシューマーのような活動はあちこちにある。
忙しいという言い訳をせず、持続可能かどうか、さらに探りたい。

本で印象的だったこと

糸井重里がこのジーンズマニア4人に送ったメールは以下のようにはじまる。

とても楽しく拝見しました。これからの世の中は、 放課後と帰社後のパワーが動かしていくのだと思っています。 (中略) 学校のカリキュラムの外で、会社の仕事の外で、確実に新しいタイプの知性が育っている。これこそが勉強で、これこそが研究、そしてこれこそがクリエイティブというものなのではないか。

なんで、アフターファイブのエネルギーが強まってるのだろう。これは随分昔の話だが、
10年以上経った今、更にその傾向が強くなってきてると思う。

必死にやらない遊びは暇つぶしのような仕事と同じで、全然楽しくない。

そのとおりだと思う。リスクを取れなくては、
永遠に自分以外の何かに依存することになる。

人気ブログランキングに参加しました。よろしければご投票をお願いいたします!
【人気ブログランキングに投票】
Special
ブラック会社に入社した新人サラリーマン1年目の悲劇 ノンフィクション小説
中目黒ランチ・グルメメモ
ウェブディレクターの脳みそ
PORTRAIT

team6

バックナンバー

他にも多くの記事があります。アーカイブページも見てください。

Creative Commons License
作者プロフィール
ウェブサイトのプロジェクト管理をしてる僕が、趣味で似顔絵描いたり、プログラマなどをしながら感じることを残す場所。日々思うことをアップしていきます。 ウェブディレクター プロフィール はこちら