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西村佳哲さんの「かかわり方のまなび方」を読んで

かかわり方のまなび方 西村佳哲

僕は西村佳哲さんが大好き。リスペクトしている。僕とは全然違うタイプだけど、考えていること、興味を持っていることに共通点があって、勝手に共感している。

「働き方研究家」という肩書きや、モノ作りのスタンス、考えていることがいちいちカッコいい。僕がやりたいこととも似ていて、正直悔しい気持ちがある。そんな西村佳哲さんが新しい本を出したので、読んでみた。読んでよかった。ほんとによかった。

アマゾンのコピーが響けば是非読むことをオススメします。

働き方の質は、その場で人とどうかかわるかにかかっているのではないか。ワークショップやファシリテーションの世界を通して人とのかかわり方を考えた報告書。

僕は、組織作りがミッションなので、どうすれば効率よい組織が作れるかいつも考えている。人との関わり方もすごい考える。

モノの品質を左右する要因は、人それぞれの答えがあると思う。スキル、経済的価値、インセンティブ、ミッション、モチベーション、それにフレームワークとかいろいろある。それぞれが本になるぐらいだ。でも、そういう要因よりも、人との関わり方のほうが重要ではないかと、この本は投げかけていると思う。

僕は、一番重要なのはモチベーションと今まで定義していた。だからフレームワークとかにはあまり興味がない。しかし、モチベーションは、人との関係が大きく影響する。表面的な関係ではない。

その人の根っことどう関わるか?そういうのってほんとに完全に共感です。西村さんみたいな大人になりたいと思うが、僕にはムリだ。タイプが違いすぎる。自分らしさを、見失ってはいけない。でも、自分と違うタイプの人から学べることはある。

自分らしさを理解する

30半ばになってサッカーをすると、やっぱしんどくなってくる。僕のプレースタイルは、一言でいうと「がむしゃら」な戦いです。プレッシャーを与えて、ガシガシいきます。

学生時代は、喧嘩するつもりないんだけど、サッカーが荒れるときの火種はいつも僕でした。夢中になるとまわりが見えない。興奮している相手に、なんで怒ってるの?っていう態度が火に油を注ぐそうです。

でも、年をとったら、そんなにガンガンできないです。そもそも遊びだし、体も動かない。だから、大会に出る気もないし、楽しむことを優先してサッカーしてるんです。エンジョイです。それでも、「闘争心むき出しで怖すぎる」、みたいなことを今でも言われる。

他の人から見える自分って、たいてい正しい。遊んでいるつもりでも、周りからは本気な人なんです。一緒にプレーしているナラマさんはすごくうまい。まわりに合わせて、大人なプレーができる。そういうプレーに憧れて、プレースタイルを変えようと思うが、結局できない。

僕は僕なんです。ガツガツ行くしかない。何でも一緒で、自分を正しく理解して、いい部分も悪い部分も受け入れる。

自分を受け入れて、他の人と関わる

僕は、西村さんにもナラマさんにもなれないが、僕は僕の良さがある。それをベースにしてパワーアップしていくのみ。根っこはぶれないように、活動を広げていく。判断ポイントは、楽しいか楽しくないか。

そして、そのときにご一緒する人たちとの、関わり方次第だ。場作りは仕事でもあるので、本当にいつも考えている。ワークショップとファシリテーターについてもっと学びたい。今年のテーマになりそうです。

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