2001年5月

母さんがパソコンしたいと言うので買ってあげた。楽しいみたいで結構やっている。でも、やはり年をとるとパソコンを覚えるのは大変なようだ。見ていてよく思う。目しょぼしょぼしているしね。でも、人は興味があると頑張るから、母さんも楽しいみたいやから、いづれ覚えるやろう。キーボードは五十音順に並んでいると思っていたようで、ローマ字もたよりなくて文字入力がまず大変だ。秀丸で文字の設定をでっかくして文字打ちの練習をやらしたら日記を書き出した。それがまたあまりにカワイらしい内容で笑けてしまう。 ☆マークとか入力できたら嬉しいらしくて、やたら見せたがる。楽しんでいるみたいなのでよろしいことだ。激打をやらせると、まだ早かった。雑魚に勝てない。ユリア～って連呼してた。

パスに絶対的パスなんてない、相対的パスしかない。相対となるものも普遍的なモノなどないから、しょせんアヤフヤなもんやね。ああ、お腹いっぱい。

会社でセクション活動とかいうのがあって、毎月第1週目の土曜日に出社してグループ活動を行っている。全然意味をなしていない活動なのだが、来週がそのセクション活動の1年間の発表なのである。僕はその発表の時に活動に対する文句を発表しようと思っていたのだが、上司にダメと言われたので急きょ、発表用に何か作ることにした。結局、社員管理システムのようなものを作ったのだが、凝らないつもりがつい凝ってしまう。といってもデザインにである。システムは極力簡単にするが、デザインはいろいろ作ってボツになってしまったりするし、かなり時間がかかった。本当は1日で出来るものと考えていたのだが、このゴールデンウィークを結局費やしてしまった。最終的にも大したものはできないのだが、やっぱこういう見た目の部分が僕は大好きなので、こだわって泥沼に入る。どうせ上司達には淋しいとか言われるのは分かり切っているのだが。こういうのをやっている時に、僕は創っているなあとすごく感じる。でも、自分には上手くできないことも分かっているのでつ悲しい。

学生の時買った本を読んでみた。僕らの学校は情報系の学部やったから、やたらワイヤードとかマクルーハンとかメディア論とかそういうたぐいの本が多い。今読むともう古いなあという内容が多いのだが、マクルーハンのよう分からんかった本が今読むとちょっとは分かる。ほんで、オレなりにメディアを理解してみようと試みてみた。結果、将来は暗い。景気がよくなるとは思えない。世の中、縦の社会や知らない世界があって成り立っていた。情報が行き届き、選択肢が増えると、みんな横一線でチャンスはあるけど、金の流通は見えない。ま、すげーヤツにはビックチャックなんだろうけど。ということで僕レベルのプログラマには将来はないということ（前から分かっているのだが）なので、人がお金を出すものを生み出せるようにならないとやっぱマズイなあということになった。（これも前から分かっている）ちゅう感じで目的を再認識できてよかったかな。今また読書が楽しい時なので、しばらく読んどきます。