1997年4月

人間はまだ子供だ。はやく大人にならないと。がんばれ！

漫画の寄生獣を読んだ。人間が地球に寄生している邪魔者という点ではバロンに似ていた。一度つかんだ快適を手放すのは確かに難しい。快適を手に入れるとき、先のことなんか考えていない。しかし、気づいた時はもう戻れない。先を予想するってことが人間らしさだったはずなのになー

お兄ちゃんが日記をかいていないので、妹のなかたにはつみが４月２０日の日記を書きます。
AKIRAってマンガ読んだけど、むずかしくって結局何を伝えたかったのか分からんかった。お兄ちゃんは、鉄雄がめちゃくちゃになったんは、おでこが広かったからや。って言うけど、絶対違うし。

まあ、どおでもいいかー。ジパング少年は面白かった。今日は証明写真とったよ。できた写真、なんかめっちゃ寂しいかった。お兄ちゃんは今寝ています。私もそろそろお風呂入ってねよっかな。えらい枕が頭にピッタリはまってて、気持ちよさそう。お兄ちゃん。

私は、日記の続き書いったてんのに。偉い身分やで。

就職活動じゃなくて、どうせなら最初からうそつき大会にしてほしいね。

今日卒論のテーマをだいたい決めた。でも、こんなテーマでA4を３０枚も書けるのか？書けるわけない。だいたいオレは文章むちゃくちゃヘタなんやから。困ったな。

どうでもいいけど、もういややねん、こんなアホみたいな就職活動。そんで、こういうシステムどう？偽造出来ないカードを就職を考えている人に20毎ずつ配る。そこに名前・住所・電話番号・自己ＰＲを書く。学歴は書かないし、20毎以上は出せない。そんで、学歴を聞いてきた会社やカードを偽造した人には重大な処罰が課す。そうすれば、企業もアホみたいな足切り試験をしなくて、みんな面接できるやん。セミナー開催のコストも減るし。別に試験がダメって言ってるわけじゃない。ただ、一般常識みたいな問題に傾向と対策してるってのはおかしいし、すごいひどい奴が落ちるのはわかるとしても、どんどんボーダが上がって、それなりに出来る奴も落ちるってのがわからん。もし、これが実現したら学歴社会は完璧に崩れるね。教育自体も変わるね。そんで、国も変わるやろう。めっちゃいいことや。
こんなことばっか考えているオレはどうしたらいいのだ。文部省にでも就職したらええのか？