模様替えしていろいろ思う

まず大変なのは、２部屋にわたり、ごちゃごちゃと存在するモノを一度部屋から全部出さないといけないことだ。パソコン２台、周辺機器もろもろ。スノボ・スキー道具、サッカー用具、キャンプ道具一式、モノクロ写真現像機、釣り道具、本、漫画、ギター、ボディーボード一式、電化製品、自分で作った家具、などなど。もらい物やもう使ってないものも多いのに、今まで整頓することなくたまっていたのである。

サッカーは今はもうほとんどやってないが、今まで所属したチームのユニホームだけで３０個ぐらいあった。練習着やジャージなどいろいろ入れるとサッカー洋品だけでどれだけ場所を取っていることか。どうしても、捨てなくない思い出のユニホームを残して捨てた。

雑誌はかなり捨てた。サッカーがやはり多い。昔のやつとか見るとみんな若い。カズもバリバリの時で、言うていることも自信満々やった。北沢のスポーツ刈りはかなり笑えた。

ギターは知り合いにかなり前に貰いちょこちょこっとやっていた。一時は妹と２人でずっとやっていたのだが、最近は２人ともやる気が少し落ちてきたようだ。上手くなりたいなあ、としみじみ思う。まあ、ちょっとづつ上手くなるやろ。ということで捨てるわけがない。

モノクロ現像機がまたやっかいだ。僕の部屋は２部屋にまたがっていて、窓も多いので、完璧な暗室が作れないようだ、だから３回ほどやって、諦めた。なんともったいない。でも、捨てるわけにもいかず、整頓して収納した。

自分が作った家具も半分ぐらいは叩き壊した。服も７割ぐらい捨てた。スキーの板も捨てた。いっぱい捨てた。

漫画、本は兄弟３人分を集めるとなんとマニアックなものの多いことか、誰もいない部屋に集結させて今は書庫のようになっている。部屋の奥すみから随分昔のビデオテープの山発見。５０本ぐらいあった。１本１本何が入っているか確認。すごい作業だった。めちゃくちゃ懐かしい。ダウンタウンがめちゃ多い。夢で逢えたら、とか、僕が好きだった、夢の中から、とかかなりある。その中にあった、予備校ブギを見て、妹が感動していた。

映画とかは発見しても見なかったが、サッカーの試合があると、アホやから見てしまう。オマーンとかに８対０とかで勝っている。カズがハットトリックだ。カズダンスやりまくりだ。後輩にもらったペレのビデオも出てきて、ゴールキックをペレがダイレクトでシュートしていてめちゃ笑う。ゴールキーパーもゴールエリアの中でバスケのドリブルみたいなんしている。おかしな光景だ。

あと、たまに大人の絵本とかギルガメとか混じっていた。飯島愛がＴバックで頑張っていた。放送の間には、あなた車売る？とかいうコマーシャルがバンバン出てくる。

とまあ、片づける時や捨てる前にはついいろいろと目を通してしまい時間がかかってしまうものだ。一体どれだけ捨てたのだろう、かなりの量だったと思う。なんとか要るモノも廊下や隣りの部屋に散乱させて、部屋の外に出して、畳を取った。畳が重いんだよね。畳の下は案外キレイだったが、畳を運んだ手はノミに噛まれました。だから、一応、バルサンもたいた。そしていよいよ板を張るため、墨壺クン登場。ピーンとやったら、ガビーン、ときました。だって、部屋が傾いているです。

やっぱ結構震災にやられていたんだね。床が平行でないのにその時気づいたのは誤算でした。というのは、材料が合わない部分が出てくるのである。板の間の下には一定間隔で木を平行に並べ、その間には防音の発砲スチロールを隙間なく入れます。その上からフローリングを並べていくのである。

ところが、その材料の高さがずれてくるのである。そして、まあ、いろいろ頑張って、オヤジといっしょに、といっても大体オヤジがやるのだが、２日かけて、板の間にしたのである。当たり前だが、やはりオヤジは上手い。ノミとカンナの使い方だけは特に関心する。僕みたいな完璧主義には向かないかも、多少ルーズが許せないとね。

んなかんじで、１部屋に合体させた部屋は９畳になり、初日はベットだけポツンと置いて寝た。なんと寂しいことか。あんまり寂しいから、ギターで全力で歌う。何もないので、音が反響して、ライブハウスみたい。近所迷惑もおかまいないガンガン歌って疲れて寝た。

そして、最近ちょっとずつ荷物を戻して、やっと部屋らしくなってきたのです。でも、やはり空間が広いと寂しい。僕は恐がりなので、特にそう思う。こんだけ荷物減ったら引っ越しでもしようかなと最近思っているところである。